Navel Orange

Actions louder than the words

Browsing Navel Orange blog archives for March, 2010.

The emperor’s new clothes, or not

すごいインパクトで目に飛び込んできた、毎日jpのニュース記事より。

阿久根市長:報告会に乱入 反市長派議員に「ばーか」

開会中の3月議会に出席を拒んでいる鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(51)が29日夜、反市長派議員による議会報告会に“乱入”。議員らに「市政には参加させない」などと言い放ち、議員らと一時もみ合いになった。報告会は市長宅から数十メートルの公民館であり、反市長派議員10人と約80人の市民が参加した。市長は開始前、「反対派がうそを言うかも」と、出席理由を説明していた。報告会で議員から市長の出席拒否を非難する声が出ると、市長が突然マイクを握り、市職員の高給批判など自説を展開。ヤジを浴びながら約5分間話し続け、壇上の議員に「あなたたちは市政に参加させません」と言い放った。帰り際に市長が議員を「ばーか」と罵倒(ばとう)したため、もみ合いになる一幕もあった。竹原市長は今月4日以降、本会議と予算特別委員会の出席をすべて拒み、委員会では一部の課長に答弁拒否を命じるなど混乱が続いている。

誤解を恐れず言うが、僕はこの竹原氏のことが好きである。まぁ既成のルールを無視して自我を通すきらいはあるけどね。そうそう、Wikipediaの彼の項目もなかなかすさまじいですよ。

Apple girl

iPhoneアプリを使ってLady Gaga「Poker Face」の弾き語り(?)を披露する韓国の少女。普通にかわいいじゃないか。カタコトの日本語が混じっているのもいい感じ。

Paralithodes camtschaticus

ずいぶん前になるが、「タラバガニが養殖できないのは、卵から親ガニになるまでに20年かかるから」という話を訊いたことがある。それを受けて昔、こんな話を作った。

孵化したばかりのタラバガニを売り出す業者が現れた。ターゲットは出産祝いの飼育用。子供の成長とともにタラバガニも大きくなっていく。「タラちゃん」という名前を付け、物心ついた頃から熱心に世話を続けてきた息子は、自分がハタチになった日に水槽が空になっていることに気づく。階下からは母親の「ご飯よ〜」の声。その日の夕飯はカニづくしだった。

で、今日になってふと、事の真偽を確かめたくなった。タラバガニの養殖は本当に不可能なのか? また、親ガニになるまでには本当に20年もかかるのか?

調べてみたところ、こんなニュース記事を見つけた。ソースは2009年1月12日付の北海道新聞だが、同新聞のサイトには当該記事が見つからないので全文引用しておく。

タラバガニ増殖、膨らむ期待 室蘭道立栽培水試 幼生10万匹誕生

道が本年度、道立栽培水産試験場(室蘭)で始めたタラバガニの増殖事業で、卵が次々とふ化し、10万匹以上の幼生が誕生している。同水試は5年間かけて、幼生を確実に育て稚ガニを安定して生産する技術の確立を目指す。稚ガニの放流などを通じ、資源回復につなげる最終目標に向け、第一歩を踏み出した。カレイやメバルなどの稚魚が、すくすくと育っている同水試の親魚棟。この一角の水槽内にびっしりと、体長1〜2ミリの茶色い生物が動き回っていた。稚ガニになる前のタラバガニの幼生だ。「カニの生態は分からないことも多く、手探りですが、今のところ順調です」。飼育担当の田村亮一さん(39)は笑顔を見せる。同水試は昨年夏から秋にかけ、網走漁協から入手した受精卵を抱いた親の雌ガニ8匹を水温5.5℃と10℃の水槽で飼育、ふ化を待った。10℃の方が昨年12月22日から、5.5℃の方が今月5日からふ化を始めた。このまま順調に脱皮を重ねて育てば、春にはカニの形に近づいた稚ガニに育つ。親ガニになるまでにはさらに6年程度はかかるという。 これまでの研究で卵がふ化する温度や、幼生の好む餌が徐々に判明してきた。親ガニもイカやハタハタ、シシャモなど何でも食べるが、「同じ魚を続けて食べるのを好まないグルメ」(田村さん)という思わぬ発見もあった。 当面の課題は、幼生を確実に稚ガニに育てることだ。幼生は現在、1日に100〜200匹が自然死しており、その原因は分かっていない。2012年度までにこうした謎を解明し、幼生の育成技術確立を目指す。 タラバガニの道内漁獲量は06年、1997年の約半分の235トンに低迷。ロシアからの輸入も資源枯渇などで減り、増殖技術への期待は大きい。同水試の斉藤節雄生産技術部長(53)は「将来的には、稚ガニを放流したり、卵から親ガニまで育てる実験に挑戦し、道内水産業の振興に貢献できれば」と話している。

ありゃ、20年じゃなくてたったの6年だったか。ともあれ、人工的に幼生を稚ガニに育てること自体が非常に難しいわけね。道立栽培水産試験場の今後に注目したいと思う。

あ、僕自身は全然カニ好きでもなんでもないんですが。

The scales have fallen from my eyes

とり・みき氏の漫画で有名な田北鑑生(@kanseiTK)さんの、興味深いtweet。

〇は文化だよね。○は人間ってものを解放してね感性を…ま、なんて言うのかな、育てるというかな。私は文化の象徴だと思うけど、△はヒステリーでね、かつてその要するに×なんてバカなものを作って〇を一切禁止した。私はそういうこっけいな現象につながんなきゃいいなと思ってますけどね

一瞬意味がわからなかったが、続いてのtweetで目から鱗。

○→「エロ」、△→東京都、×→東京都青少年保護条例改正案、と入れてみましょう。(石原知事2/19会見の酒について言及した部分) エロも酒と同じように扱えばいいだけなんだけどな。わかってくれないかなぁ。

Whole testimony had been faked

時事通信より。とうとう認めたか。

米ABC、映像操作認める=トヨタの電子装置欠陥報道で

米ABCテレビは12日までに、2月22日に放映したトヨタ車の急加速原因が電子制御装置の欠陥であることを立証したとするギルバート南イリノイ大学教授の実験報道について、映像を操作したものであることを認めた。米メディアがABC広報担当者の話として伝えた。トヨタ自動車は今月8日、ABCが電子回路を人為的にショートさせるなどした同教授の実験を一方的に脚色して伝え、トヨタ車の電子制御装置の安全性に疑問を投げ掛ける番組を放送したとして、非難する声明を発表していた。

This is an intangible

近所の文房具店が店をたたんだらしく、シャッターにその旨の貼り紙がされていた。が、よくよく見ると、貼り紙の余白にいくつもの寄せ書きが。地元で永く愛されたお店らしく、店じまいを惜しむ人々の声が書き添えられていた。

後で調べたところ、この白山堂さんは昭和35年に創業。じつに50年もの間、このスタイルで営業を続けてこられたようだ。まだ新参者(引っ越してきて5年)である僕は一度訪れたことがあるだけだが、確かにご夫婦の人柄が垣間見られるようなアットホームなお店だった。

もしも自分が路面店で商売をやっていたとして、こんなふうに皆から惜しまれるような存在になれただろうか? 個人事業主となった今、ふとそんなことを思った。