アドビから「アドビからの重要なお知らせ:アップグレードポリシーの変更について」という題名のメールが届いた。アップグレードポリシーとは、過去のどこまでのバージョンまでをアップグレードの対象にするかというポリシー(取り決め?)のこと。嫌な予感は的中した。これまで「過去主要3バージョンまでが対象」というポリシーだったのが、今後は「過去主要1バージョンまでが対象」に変わる。そしてこの新しいポリシーは、Adoobe Creative Suiteおよび各CS製品の次期バージョン発売時から適用されるという。

その代わりというか、月額5000円でアップグレード費用を支払うことなく常に最新版の全CS製品が利用できる「Adobe Creative Cloud」というプログラムが、来年春からスタートするそうだ。アドビはサブスクリプションという同様の月額制の形式を提供しているが、それがこの値段で全製品対象になるのは結構な大盤振る舞いだと思う。

だがよく考えてみよう。アドビは今年4月、CS製品のメジャーアップデートを24ヶ月間隔にすると発表した(これまでは18ヶ月間隔)。Adobe Creative Cloudを契約した場合、メジャーアップデートまでに12万円を支払うと考えられる。アップグレード料金を2万5000円とすると、つまりはCS製品を5つ以上使っている人じゃないと恩恵が感じられない計算になる。

ちなみに僕の場合は現在、Fireworks CS4とFlash CS4、Illustrator CS3、Photoshop CS3の4つの製品を所有している。これらを全部、現時点の最新版(CS5もしくは5.5)にするには9万4000円かかる。猶予はいずれも新ポリシーが適用されるまで。つまりはCS6が出るまでである。

悩むなぁ。というかアドビが恨めしいよ。