もう2週間も前の話で恐縮だが、成人の日の1月14日、関東地方は大雪に見舞われた。京都府北部出身の僕にとっては大雪自体別段珍しいものではないが、それでも東京が銀世界に変わるとなんだか妙にワクワクしてしまう自分がいる。この日も降雪を確認するやいなや自宅マンションの最上階まで上がり、雪に覆われた近所を俯瞰で撮ったりしていた。

その写真をFacebookにアップしたところ、ちょっと珍しい方からコメントをいただいた。しかも「この近辺で毎月飲み会を開いているので、よかったら参加しませんか」というお誘いであった。余程のことがない限り飲みの誘いを断らない僕は翌週、ちゃっかりその飲み会に参加させていただいた。コメント主のHさんとは結構前からFacebookで繋がっているが、リアルでは何年ぶり、いや10年、いやいや20年近くぶりぐらいじゃないかみたいな世界。某大手新聞社がかつて発行していた雑誌で、原稿を書かせてもらったり付録のCD-ROMのコンテンツを作らせてもらったりしていた縁である。Hさんは当時、副編集長だったかな? もとより業界では、会社や肩書き以前に有名な方なんですが。

その付録のCD-ROMのコンテンツというのがMacromedia Directorで作成したムービーで、僕はオーサリングを担当。そして、当時は草分け的存在だった某ITベンチャー企業のUさんがデザインを担当していた。Uさんは僕より少し年上で、Macとスノーボードをこよなく愛するアニキ的存在だった(きっと女性にもモテたはず)。そんなUさんが所属していた組織は1995年、とある新会社を起ち上げた。その会社はあれよあれよという間に急成長を遂げ、今やこの業界の人間なら誰でも知る存在となった。

さて、一昨日のこと。調べ物をしていてたどり着いた恵比寿のコワーキングスペースのサイトに、Uさんと同姓同名を発見。ローマ字表記だったが、それを頼りにFacebookで検索してみると、それっぽいアカウントが見つかった。じつはUさんは当時、名刺上の表記をちょっと非凡な漢字に変えていたのだが、まさにそれと同じ表記のアカウントだったのだ。おそるおそるメッセージしてみると……ビンゴ! しかもUさんと繋がった後に彼から訊いて知ったのだが、そのコワーキングスペースは前述のDG社(あ、伏せた意味がないや)が経営していた。なんだかいろんなシンクロニシティが入り混じった感じ。

相変わらずいまいちまとまり切れていませんが、インターネットってやっぱりすごいなっていう、そんな「ある雪の日から始まるお話」でした。