最近は録画予約している海外ドラマもめっきり少なくなってきたので、スカパー!とは別にHuluも併用(?)していたりする。近頃のお気に入りは「クリミナル・マインド」。ようやっとシーズン5の半ばまで進んだところだが、ふと同作のシーズン1第1話のことを思い出した。タイトルは「シアトルの絞殺魔」である。

若い女性ばかりを狙った連続誘拐殺人事件が発生し、FBIシアトル支局がクワンティコのFBI行動分析課(通称BAU)にプロファイリングを依頼する。やがて、ひとりの少年が容疑者として浮かび上がるが、重要な手がかりが隠されているであろう彼のパソコンにはパスワードロックがかけられていた。BAUのモーガン捜査官は容疑者の行動パターンを分析し、頻繁に再生されているCDを見つけようとする。が、部屋中くまなく探しても決定的なものが見つからない。すると、IQ187の若手捜査官、ドクター・リードが、パソコンのCDトレイに入ったままのCDをあっさり見つける。それはメタリカだった。「でもどの曲だか……」と弱気なモーガンに対し、リードがひとこと「Enter Sandman」と告げる。

あー、日本語だといまいち伝わりにくいか。「Enter Sandman」は言うまでもなくメタリカの代表曲だが、enterには「入力する」という意味もあるので、これはつまり「sandman」(というパスワード)を入力せよというダブルミーニング。シーズン5では『時計じかけのオレンジ』を知らずに「ベートーヴェンの音楽には犯罪のイメージがない」と言って皆にたしなめられたりしているリードだけど、メタリカは知ってたんですね。