かれこれ1年以上も前の話で恐縮だが、こんなエントリを書いたことがある。
明治時代、(制服ではなく)和服姿だった「ある職業」を指す隠語が、和服の別名である角袖(かくそで)に由来しています。現在もテレビドラマなどでよく耳にする呼び名ですが、それは一体、何でしょう?
正解は刑事。隠語のほうは皆さんご存知のとおり「デカ」なのだが、じつを言うと当初はなぜ「角袖→デカ」なのか、正確な理由を知らずに書いていた。が、今日、ひょんなことから理由が判明。刑事を嫌った人たち(要するに捕まる側ね)が、カクソデのアナグラムで「クソデカ」と呼んだのが語源なのだとか。
それに関連してというか、刑事絡みの語源ネタをもうひとつ。「ムショ」という隠語があるが、じつはこれ、刑務所が語源ではないそうだ。昔は監獄のことを「六四寄せ場」と呼んでいた(出される食事の麦と米の割合が6対4だったことに由来する)。つまり、むしよせば→ムショ、というわけ。ちなみに、監獄のことを刑務所と呼ぶようになったのは大正11年から。ムショという隠語はこれよりも以前から存在しているそうだ。
現在でも、刑務所内では健康面に配慮して麦飯(さすがに麦6割ではないが)が出されることが多いそうだ。いわゆる「クサい飯」というのは、麦飯の匂いに慣れていない受刑者たちから広まった誤解なのだとか。
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