Jul
08
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ねぇマスター、早く

右は本日夕方のGoogle急上昇キーワードランキング。5位に「クレジットマスター」がランクインしているのは、おそらく以下のニュースを知った人たちがこぞって検索したためと思われる。とりあえず、NIKKEI NETの記事から引用。

カード番号割りだす「クレジットマスター」
窃盗容疑で21歳女を逮捕

クレジットカード番号に特殊な計算を施して他人のカード番号を割り出す「クレジットマスター」という手口で不正にインターネットで商品を購入したとして、大阪市の無職、旭千鶴被告(21)が窃盗容疑などで逮捕、起訴されていたことが7日、警視庁中野署への取材でわかった。同署によると、クレジットマスターによるカード犯罪の摘発は異例という。同署は旭被告の交際相手で同市の無職の男(47)についても同容疑などの逮捕状を取る方針。同署によると、男の所在は現在不明という。同署が男の自宅を家宅捜索した際に覚せい剤が見つかっており、覚せい剤取締法違反(所持)容疑でも逮捕状を取る方針。同署によると、旭被告と男は昨年7月20日、クレジットマスターで作成した他人のカード番号を利用し、都内のネット通販会社からテレビモニターなど計7点(約20万円相当)を購入した疑いが持たれている。

まぁGoogleで検索してみたところで、手口の詳細がすぐに見つかるとも思わないし、よしんば知り得たとしても実行するにはリスクが大きすぎると思う(現に摘発されてるしね)。とりあえずここでは、皆さんがこのニュースを読んで普通に抱いたところの「クレジットカードの番号って、計算で割り出せるものなの?」という疑問を基に、僕なりに解説してみようと思う。

クレジットカードの番号は16桁の数字である。じつはAMEXは15桁、ダイナースは14桁なのだが、とりあえず16桁で考えてみよう。この番号がものすごく単純な仕組みだと仮定するなら、0000000000000000から9999999999999999までの1京(1兆の1000倍)とおりの組み合わせが存在することになる。そして、たとえ地球上の60億人が1枚ずつ有効なカードを保有していたとしても、ランダムに選んだ16桁の数字がどれかと一致する確率は1万6666ぶんの1である。まぁ実際には60億枚もないどころか、先進国の労働者全員が持っていると仮定してもせいぜい数百万枚とかのオーダーだろうから、確率はさらにその数千ぶんの1ぐらいになる。

しかしながら、上記の考察はいろんな部分で間違っている。まず、カードの所有者ごとにユニークに付与される番号は、16桁すべてではない。先頭の数桁はカード会社特有の番号、末尾1桁はチェックサムだからだ。チェックサムとは誤り検出符号のことで、クレジットカードの場合はカード番号の各数値に決められた手順の計算を施し、最終的に1桁の数値が算出される。

……えっと、すいません。書いてるうちに眠くなったので続きは、また。

2 Comments

それからそれから??

失敬。なんだか妙にもったいぶった終わりかたでしたね。
続き(らしきもの)を書いておきましたので、よかったらお読みください。

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