以下は2週間以上前の7月28日付、ZAKZAKの記事の冒頭部分。
不動産次の“倒産”…「JAPAN」「UAE」とも
不動産業界が倒産ラッシュの様相を呈するなか、「次に破綻するのはどこか?」が市場の大きな関心事になっている。危ない不動産会社のイニシャルをつなぎ合わせた「JAPAN」「UAE」などが倒産予備軍として注目を集めている。このなかから本当につぶれるところは出てくるのか。民間信用調査機関の幹部は「厳しい局面に立たされる企業が出てくる可能性は否定できない」と言い切っている。
そしてこちらは、昨日のニュース。ソースはNIKKEI NET。
アーバンコーポ、民事再生法を申請 負債総額2558億円
不動産会社のアーバンコーポレイションは13日、東京地方裁判所に民事再生手続きの開始を申し立てたと発表した。同日付で受理され、保全処分命令と監督命令が下った。7月末時点の負債総額は2558億円。同社は不動産の流動化事業を主体として手掛けているが、不動産市況の低迷により昨年末ごろから不動産の売却が困難になったという。金融機関が不動産業界への新規融資に慎重になる中、資金繰りが悪化。資本提携先を探したが見つからず、自主再建を断念した。東京証券取引所は同日、URBAN株を9月14日付で上場廃止にすると発表した。8月14日から9月13日までは整理銘柄に指定する。
2558億円という途方もない負債を出して倒産(正確には民事再生法を申請)したアーバンコーポレイションは、まさしくZAKZAKの記事で言うところの「UAEのU」である。
ZAKZAKの記事にはこんな記述もあった。
業界では、経営が不安視されるカタカナ社名の新興不動産会社群のイニシャルをつなぎ合わせて、隠語のように呼ぶことが半ば慣習となっている。「USA(米国)」もそのなかの1つ。別の大手不動産会社幹部がこの言葉を解説する。「不動産流通業で急成長した『U』に、経営破綻したスルガコーポレーションの『S』、東日本の不動産ファンド『A』のイニシャルをつなぎ合わせたものがUSAです」。日本をもじった「JAPAN」も隠語の1つ。「『J』は関東が地盤の中堅デベロッパーのイニシャルで、『A』はUSAで登場した『A』。『P』は東日本の中堅デベロッパーのイニシャルです。これに中古マンションで知られる『A』、東日本の私鉄沿線で開発を手掛ける『N』を合わせJAPANと呼んでいる」(大手不動産幹部)。アラブ首長国連邦をもじった「UAE」という隠語もあり、これは「USAで登場した『U』とJAPANに登場した中古マンションの『A』、投資用マンションが主力の『E』を合わせたもの」(同)。このほか、英国のロックバンド名と同じ「U2」は「UAEの『U』と、関東が地盤の不動産仲介『U』の2社のこと」
記事中に具体的な社名が含まれていないのがなんとも歯痒いが、こんなものは調べればすぐに分かる。というか、アーバンコーポは「JAPAN」以外のすべての略称に含まれる「大本命」だったわけね。