続いては、エンジンスタータースイッチの配線作業。じつはリモコンドアロックの取付加工作業を最初に行なった際、ウッドパネルに穴をあけてスイッチをはめ込むところまでは進んでいた。そこから1ヶ月以上もダミーとして君臨していたのだが、これでようやっと本来の目的が果たせるようになるわけだ。
PIVOT製のこのキットは、ターボタイマー装着車にもカプラーオンで取付可能というのがウリのひとつだが、MINIのカプラーに適合するわけがないので直接配線となる。とはいえ回路的には非常にシンプルで、キーシリンダーに繋がっているラインにパラレルに増設するだけ。リレーを介してスターターのラインにバッテリー電源を流すわけだ。キーを回してもスタートできないようにする(つまり、既存のスターターのラインを殺す)のが王道のようだが、元の線をカットするのは気が引けたのでそのままにしておいた。
ステアリングコラムカバーを外すと、キーシリンダー(正確にはイグニッション&スタータースイッチ)の裏の端子に太い4本の線がハンダ付けされているのが分かる。それぞれの線が何かはヘインズのマニュアルでも確認できるが、念には念を入れて1本ずつ検電テスターでチェックしておいた。チェックが完了したらバッテリーのマイナスを外し、4本のうちの3本からエレクトロタップを使って配線を分岐させる。タップはキットに付属していたものを使用。いつも使っているものよりもしっかりとした作りで、太い線でも確実にかしめられる優れものだった。リレーは小型なので両面テープで固定してステアリングコラムカバーの中に収納。スタータースイッチに内蔵されたイルミのラインは、メインの35Aヒューズの下流(イグニッション)から分岐した。発光色が赤なので夜間はなんだか怪しい感じになるが、これはこれで悪くない。
バッテリーのマイナスを外したついでに、かねてからの懸案だったブレードタイプのヒューズボックスへの交換も同時に行なった。こちらの作業はいたって簡単で、既存の管タイプのヒューズボックスの左右に接続されている端子を新しいヒューズボックスに繋ぎ直すだけ。とはいえ、万が一間違えたら大変なことになるため、ひとつひとつ確認しながら慎重に作業する。バッテリのマイナスを元に戻す際には少々緊張したが、何のトラブルもなくフィニッシュ。スタータースイッチも問題なく動作することを確認。
Leave a comment